顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

5月句会のご報告と6月の兼題

 

 

 早いもので、もう6月。新型コロナウイルス症感染緊急事態宣言が

 解除されて、青森ではコロナで入院していた人の数もゼロとなり、

 喜ばしい思いですが、地元の大きなホテルや昔ながらの店が倒産し

 たり、近隣町内で殺人事件が発生したりして、酷いことが続いてい

 て、まだまだ気が晴れる状態ではありません。そんな中ですが、5

 月の句会も無事に終えることができてうれしく思います。

 

  さて、5月句会では牛郎さんの下記の句が、三人からの◎と

  なりました。おめでとうございます。

 

 

 鯖街道空の狭さよ栃の花   【牛郎】

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

 今月より、選句の結果、満点句(参加者全員から選句された句)の選者の感想や句評、◎選者の多かった句の感想や句評はこちらのコーナーにも載せることにします。

 

 

祥雲選 

 若狭から京都へと続く鯖街道沿いに栃の花が咲いていた。

 それが茂って空が狭く感じられたという景でしょうか。人々

 の暮らしと自然の関係が巧みに織り込まれた良句だと思います。

 

歌子選

  どこまでも続く街道を、覆うように 生い茂っ

  ている大木の並木の景が目に見えるようで

  「空の狭さよ」とは、うまく言いえた表現だと

  思います。

 

法被衣選

  見上げると栃の花盛り。

  時空を巧みに表現されています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 6月の兼題は牛郎さんより三題お願いします。

 

 6月の兼題 

 1【父の日】

 2【梅雨晴間】

 3【さくらんぼ】

 4 当季雑詠   

 

 作品の投句は合計四句で、6月25日必着でよろしく

 お願いいたします。

 

 あて先は  haikude575@yahoo.co.jp

 です。