顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

2023年1月句会 作品

2023年1月の俳句

 

1 北斎の藍の深まる冬夕焼 
2 満員や成人式のカラオケ屋
3 再会や成人式の椅子隣
4 祝ふかに成人式の凧舞揚
5 裸木の氷柱重そや空低し
6 鳥雲に入る空遠く祖母逝く
7 赤龍の天に消えゆくどんどかな
8 初春や鳶ピーヒョロと大空を
9 初春や白い海原飛ぶ鴎
10 初春のホールに据へる一斗樽
11 初春や旅の朝餉はバイキング
12 福笑い遠き記憶や祖母の声
13 杉林の照らされて冬夕焼
14 戦国の山城険阻冬夕焼
15 厄落とすお稲荷さんの雀焼き
16 くしゃくしゃにきんさんぎんさん笑い初む
17 笑春や口元見えぬ三年目
18 東から子が生まれたと笑春
19 笑春や杖ひとつ持ち一人旅
20 笑春や伝い歩きの手を離し
21 初春やシャンパン吹き出(い)づ馳走の膳
22 成人式謝辞の真っ赤なリーゼント
23 仕事着のまま駆け付けし成人式
24 冬夕焼西方浄土も寒かろな
25 冬夕焼ねぐらへ向かう白き鳥

 

新年があけてもう25日!時の過ぎ去るのは早すぎますね。だからこそ今朝の目覚めがうれしく、今日一日のアレコレが大切に、愛おしく思えます。

戦いの真っただ中の国の人々に一日も早く、平穏な日常が戻りますように、戦争を仕掛けている人に天罰が下りますように。

コロナを撲滅させることのできる研究が一日も早く訪れますように。

 

それでは、いつものように四句選、よろしくお願いいたします。

特選一句、並選3句、感想やご意見など自由にお寄せください。

締め切りは1月28日(土)haikude575@yahoo.co.jp

でお待ちしております。