顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

のりこ選  第7回選句・感想

★ のりこ選

初心者なので、どれがいいのか、よくわからないので、言葉の流れのいいもの、

わかりやすいのを選びました。



7 真昼どき金魚のやうな紅を引く

普段は朝に化粧すると、昼に真っ赤に塗りなおすなんてことはあまりないよね~。

わーーこの人は真っ赤に塗り直してどこに何しに出かけるの、思わず目を引いた。



10 昼過ぎのけだるさ金魚に見つめられ

  すごくわかりやすい。俳句は初めてでも、これは情景がよく見える。




16 栗の花角を曲がれば匂いけり

  これは、あるある。でも、匂いと書いているところを見ると、この作者は

  きっと栗の花のにおいをかいだことのない人だとおもうわ~~。(栗の花のにおいは

  むっと来るようなにおいなので、文字にすれば『匂い』ではなく『臭い』となるのよね~



24 青い空遠くかすれる金魚売り

   よみやすい。



30 まどろみの宵に漂う栗の花 

   言葉の流れがよい。雰囲気がいい。



33 ゆさゆさと風に揺れてる栗の花

   自分もまったく同じような句を作った




42 栗の花暮らしに探す己が道

   自分ととてもよく重なった。同じような考え方で生きてる人もいるんだなあ






今回初登場ののりこさんの喫茶店 

イメージ 1
  のりこさんの店










★ ★のりこさんの処女作 ★ ★

 
 9 思いなしただ居るだけの金魚鉢

20 心あり掬った出目に癒されし

23 山近く右往左往の栗の花    

37 遠く来ぬ満目の白栗の花