★ のりこ選
初心者なので、どれがいいのか、よくわからないので、言葉の流れのいいもの、
わかりやすいのを選びました。
7 真昼どき金魚のやうな紅を引く
普段は朝に化粧すると、昼に真っ赤に塗りなおすなんてことはあまりないよね~。
わーーこの人は真っ赤に塗り直してどこに何しに出かけるの、思わず目を引いた。
10 昼過ぎのけだるさ金魚に見つめられ
すごくわかりやすい。俳句は初めてでも、これは情景がよく見える。
16 栗の花角を曲がれば匂いけり
これは、あるある。でも、匂いと書いているところを見ると、この作者は
きっと栗の花のにおいをかいだことのない人だとおもうわ~~。(栗の花のにおいは
むっと来るようなにおいなので、文字にすれば『匂い』ではなく『臭い』となるのよね~
24 青い空遠くかすれる金魚売り
よみやすい。
30 まどろみの宵に漂う栗の花
言葉の流れがよい。雰囲気がいい。
33 ゆさゆさと風に揺れてる栗の花
自分もまったく同じような句を作った
42 栗の花暮らしに探す己が道
自分ととてもよく重なった。同じような考え方で生きてる人もいるんだなあ
今回初登場ののりこさんの喫茶店
のりこさんの店
★ ★のりこさんの処女作 ★ ★
9 思いなしただ居るだけの金魚鉢
20 心あり掬った出目に癒されし
23 山近く右往左往の栗の花
37 遠く来ぬ満目の白栗の花
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