顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

12月句会のご報告と令和3年1月句会の兼題

今年はコロナ禍のため、子供たちの帰省もなく静かな年末を過ごしておりますが、みな様のところはいかがでしょうか。12月31日は、例年ですと、山ほどの食材を買いこみ、食べきれないほどの料理を、これでもかと作り、にぎやかに過ごしてきたものですが、今年…

第156回 12月句会 作品、選句、感想、作者

牛 1 何となく心せわしき十二月 【祥雲】 2 枯葉にもしがみつきたき強き風 【牛郎】 祥 ◎駒 3 静けさや落ち葉の染めし街の朝 【法被衣】 歌 4 冬麗誰もがマスク美男美女 【一駒】 5 十二月今年最後の受診終える 【歌子】 ◎祥 法 6 冬麗やろくろ鉋の挽…

第156回 12月句会投稿作品

1何となく心せわしき十二月 2枯葉にもしがみつきたき強き風 3静けさや落ち葉の染めし街の朝 4冬麗誰もがマスク美男美女 5十二月今年最後の受診終える 6冬麗やろくろ鉋の挽く香り 7水鳥やオブジェのごとく身じろがず 8ゆっくりと螺旋の夢を浮寝鳥 9…

11月句会の報告と12月句会の兼題について

3月から現在に至るまで、新型ウイルスコロナに翻弄されつつ、引きこもって暗くならないよう、できる限り明るく快適に過ごせるように、それぞれに工夫しながら、日々お過ごしのことと思います。 インターネットのつながりのおかげで、滞りなく俳句を続けるこ…

第155回 11月句会作品選句作者

第155回11月句会作品と選句と作者 牛 1 黄の帽の園児の列や小鳥鳴く 【祥雲】 駒 2 まな板の音高らかに大根断つ 【法被衣】 3 大根葉青虫食べてその色に 【牛郎】 4 小鳥来て餌場の田んぼ姦しい 【あらまち一駒】 祥 5 角煮大根ほろほろ炊いて夫を待つ …

第155回 11月句会 投稿作品

1 黄の帽の園児の列や小鳥鳴く 2 まな板の音高らかに大根断つ 3 大根葉青虫食べてその色に 4 小鳥来て餌場の田んぼ姦しい 5 角煮大根ほろほろ炊いて夫を待つ 6 道の駅蛍の光小鳥来る 7 寺の庭実生の多く小鳥来る 8 熱々の大根おでん人恋し 9 小鳥く…

第155回 11月句会のお題

11月の句会のお題が、決まりました。 「大根」一句 「小鳥」一句 当季雑詠 二句 の計4句です。 締め切りは11月25日で、送り先は haikude575@yahoo.co.jp までよろしくお願いいたします。 それではお待ちしております。

10月句会のご報告 

紅葉の美しい季節となりました。皆様お元気でお過ごしのことと思います。 さて、青森では例年今頃は弘前城の菊と紅葉まつりの真っ最中すが、今年は菊と紅葉まつり開催直前に、またもやコロナ感染症の拡大に見舞われ、お祭りは全面中止になりました。春の桜祭…

第154回 10月句会 作品、選句、選評、作者

第154回 10月句会 作品、選句、感想、作者 牛 1 湖風(うみかぜ)や石山寺の小紫 【祥雲】 法 2 幕切れはまだまだ先へ桐一葉 【一駒】 祥 法 3 行く秋の村に小さな資料館 【牛郎】 駒 4 ゆく秋や人類は待つ初ワクチン【法被衣】 牛 5 行く秋や与那国島…

第154回 顧問のいないネット句会10月

1 湖風(うみかぜ)や石山寺の小紫 2 幕切れはまだまだ先へ桐一葉 3 行く秋の村に小さな資料館 4 ゆく秋や人類は待つ初ワクチン 5 行く秋や与那国島の塩を買う 6 行く秋や馬籠の宿の露天風呂 7 星と月居場所探して秋の夜 8 八幡堀入りたる路地に実む…

9月句会のご報告と10月の兼題について

今年も残すところ、三か月となってしまいました。2月以降、新型ウイルスコロナに、世界中が予想だにしない恐怖と不安の日々を極めた月日でしたが、そんな中でも、皆様とともに、いままでと変りもなく淡々とネット句会を継続してくることができましたことを、…

第153回9月句会作品、選句、選評感想、作者

◎祥 法 牛 1 堅固なる大地をこそぐ秋出水 【歌子】 法 駒 2 月光を五右衛門風呂に入りて浴ぶ 【祥雲】 3 マンションの二階を覗く秋の月 【法被衣】 ◎駒 4 新蕎麦やバイク十台並び停め 【牛郎】 5 虫の声影も道連れ通夜帰り 【あらまち一駒】 6 お八つ…

第153回 9月句会 投稿作品

1 堅固なる大地をこそぐ秋出水 2 月光を五右衛門風呂に入りて浴ぶ 3 マンションの二階を覗く秋の月 4 新蕎麦やバイク十台並び停め 5 虫の声影も道連れ通夜帰り 6 お八つ時匂う新蕎麦もり一つ 7 ロッキングチェア出したるままの縁の月 8 「新蕎麦」の…

第153回 9月の兼題 

9月の兼題は 「月」「新蕎麦」と当季雑詠二題で、合計四句を 9月25日必着でよろしくお願いいたします。

8月句会のご報告と次回の兼題

今朝の青森は昨日より7度も低いそうで、長そでの服が欲しいくらいです。 国内のコロナ情報をみると、 感染者の合計数 66,423 新規 850 件 回復者数 55,341 死亡者数 1,255 新規 17 件 になっていますが、東京では昨日も陽性反応者が200人を超えているそうで…

第152回 8月句会 作品、互選、感想、作者

1 清流に青肌蜻蛉ゆらぎおり 【祥雲】 2 流れ星流れ流れて夏の果 【あらまち一駒】 牛 3 夏の果て洒落たマスクの逢瀬かな 【法被衣】 祥 法 4 船旅の飛沫見入るや夏の果 【歌子】 駒 5 みずうみの波音溶けて夏の果て 【牛郎】 歌 6 白雲に届くやみんみ…

第152回 8月句会 投稿作品

第152回 8月の投稿句 1 清流に青肌蜻蛉ゆらぎおり 2 流れ星流れ流れて夏の果 3 夏の果て洒落たマスクの逢瀬かな 4 船旅の飛沫見入るや夏惜しむ 5 みずうみの波音溶けて夏の果て 6 白雲に届くやみんみん蝉時雨 7 ホバリングの蜻蛉並べり車椅子 8 ため…

第152回 8月句会の兼題 

8月の兼題が決まりました。 「夏の果」「蜻蛉」「当季雑詠2句」 作品は計4句になります。 8月25日必着で haikude575@yahoo.co.jp までお送りください。 水分補給し、熱中症とコロナ対策にご留意され、 お元気でお過ごしください。お待ちしております。

7月句会の報告と8月の兼題

久しぶりに雨が上がり、日が差してむっと暑くなったと思ったら、突然蝉の鳴き声がしました。どこにいるかわかりませんでしたが、声のするほうにスマホを向け、網戸越しに録音しだしたら、私めがけて大きな蝉が勢いよく飛んできたので、驚いてスマホを放り投…

第151回7月句会 作品・互選・選評・鑑賞・作者

第151回7月句会 作品・互選・選評・鑑賞・作者 1 亡き母は南部風鈴愛しけり 【祥雲】 祥 2 風鈴やニシンとナスのおばんざい 【牛郎】 牛◎ 歌 3 窓開け放つ夜風鈴も黙す 【法被衣】 4 夏休みテニス封印受験生 【あらまち一駒】 牛 法 駒◎ 5 夏の雨デザー…

第151回 7月句会 

1 亡き母は南部風鈴愛しけり 2 風鈴やニシンとナスのおばんざい 3 窓開け放つ夜風鈴も黙す 4 夏休みテニス封印受験生 5 夏の雨デザートのごと薬飲む 6 牛肉をしっかり食べて暑気払い 7 連れ合いとステイホームの暑気払い 8 もてなしのどぜう蒲焼暑気…

第151回 7月の兼題

7月の兼題が決まりました 風鈴 一句 暑気払い 一句 百合 一句 当季雑詠 一句 計四句 7月25日必着で haikude575@yahoo.co.jp までお送りください。お待ちしております。

6月句会の報告と7月の兼題

先ほど、小学校へ孫を迎えに行きましたら、スコールのような激しい雨が急に降り出し、お迎えの親御さんたちもお子達も,傘の甲斐もなく、ずぶぬれになっていました。このスコールのような雨の降り方は、ここ数年前から見かけるようになり、今まで北国では見た…

第150回6月句会 作品、選句、鑑賞(感想)、作者

法 1 開帳の秘仏とうとし梅雨晴間 【祥雲】 牛 駒 2 父の日や吾には遠き記憶かな 【法被衣】 法◎ 3 父の日やくの字の姿我が身にも 【牛郎】 4 父の日に花だけ届けドライブに 【あらまち一駒】 祥 5 父の日や航海日誌セピア色 【歌子】 歌◎ 祥 6 梅雨晴…

第150回顧問のいないネット句会6月句会

1 開帳の秘仏とうとし梅雨晴間 2 父の日や吾には遠き記憶かな 3 父の日やくの字の姿我が身にも 4 父の日に花だけ届けドライブに 5 父の日や航海日誌セピア色 6 梅雨晴間スマホ掲げて風を撮る 7 お見舞いはケーキに決めて梅雨晴れ間 8 梅雨晴間波乗り…

5月句会のご報告と6月の兼題

早いもので、もう6月。新型コロナウイルス症感染緊急事態宣言が 解除されて、青森ではコロナで入院していた人の数もゼロとなり、 喜ばしい思いですが、地元の大きなホテルや昔ながらの店が倒産し たり、近隣町内で殺人事件が発生したりして、酷いことが続い…

第149回 5月句会 作品・選句・作者

5月句会 選句 法 1 薄紅の栃の花咲くシャンゼリゼ 【祥雲】 2 水面揺れコロナで揺れて花筏 【一駒】 祥 法 3 田も湖も八十八夜の水匂ふ 【牛郎】 牛 歌 駒 4 風入れて八十八夜のテレワーク 【法被衣】 祥 法 5 栃咲くや深山の空はいぶし銀 【歌子】 歌 …

第149回 5月句会

1 薄紅の栃の花咲くシャンゼリゼ 2 水面揺れコロナで揺れて花筏 3 田も湖も八十八夜の水匂ふ 4 風入れて八十八夜のテレワーク 5 栃咲くや深山の空はいぶし銀 6 突然に友逝く墓地に栃の花 7 晩春や海を見ている笠智衆 8 晩春の強雨に煙る水たまり 9 …

4月句会のご報告と5月句会の兼題について

早いもので、もう5月です。今日はさすがの青森も、 一足飛びに夏が来たような暑さでした。マスクをかけ、 フェイスシールドをつけて、二週間ぶりに一人で4人分の 食料の買い出しに出かけましたが、汗だくでした。 さて、4月句会は牛郎さんの下記の句が高点句…

第148回顧問のいないネット句会4月句会 (作品、選句、感想、作者名) 

番号 作品 法 1 一輪車の少女の肌や緑さす 【祥雲】 牛 駒 2 三密を避けて一人の復活祭 【歌子】 3 手に重き銀のナイフや春の宵 【牛郎】 歌 4 初蝶の高く飛びたり昼餉前 【法被衣】 牛 歌 5 疫病に閉じ込められた春の宵 【一駒】 祥 法 駒 6 緑さす居…