顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

第81回 8月選句

1 黒き布裂く音するや流れ星 【歌子】 2 夢強く心に刺さる流れ星 【道草】 し 3 願い事予行演習流れ星 【牛朗】 4 流星はしょせん塵だと馬鹿にする 【つゆき】 歌 牛 し つ 5 高原の宿の湯船や流れ星 【祥雲】 祥 し 6 平和への願ひ叶ふや流れ星 【法被衣】 …

8月、9月のお知らせ・ご案内

雨の被害に心痛む8月でしたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。 何かと忙しい8月だったとおもいますが、投稿をありがとうございました。 作品を掲載しましたので、選句6句を済ませてから 皆様一息ついてくださいね。 選句の際は、できれば一言感想をお…

第81回 8月の投稿作品

番号 作品 1 黒き布裂く音するや流れ星 2 夢強く心に刺さる流れ星 3 願い事予行演習流れ星 4 流星はしょせん塵だと馬鹿にする 5 高原の宿の湯船や流れ星 6 平和への願ひ叶ふや流れ星 7 星飛んで稜線黒く空を切る 8 流れ星きっかけ探す仲直り 9 流星や昔話の…

第80回 7月 羽林さんの作品

羽林さんは思わぬ疾病とPC不調のため選句できませんでした。 また、こちらのうっかりで、記載漏れしていました。申し訳ありません。 羽林さんの作品 13 雲の峰八幡太郎の力得て 【羽林】 14 かたつむり雨を恋しくなりにけり 【羽林】 15 大噴水迷ふことなく…

8月のお知らせ・案内・告知

7月の作品の選句もすみ、皆様の感想なども載せることができて ホッとしています。 7月の高点句は二句あり下記のとおりです。 18 掌紋をかすかに照らす蛍かな (法被衣) (選・ 歌 道 祥 つ 牛 し) 24 ゼッケンをペダルで揺らし夏の海 (風葉) (選・ 歌 …

第80回 7月 しらぶるさん選&作品

⑧しらぶるさん選【8,15,18,21,22,24】 8 左巻き右巻きどちらかたつむり 童心に戻るような気がします。 15 大噴水迷ふことなく天を突き 猛暑のとき、噴水はできるだけ高い方がいいです。 18 掌紋をかすかに照らす蛍かな 蛍のイメージ、ほのかですね。 21 朝焼…

第80回 7月 牛朗さん選&作品

牛朗さん選【4、7、10、18、19、24、】 4、竿担ぎ父と眺めし雲の峰 帰省されたのでしょうか、そんな絵が直ぐに浮かび ました。 7、地獄谷抱え込みたる雲の峰 昔、立山に夏スキーに行った事を思い出しました。 10、少年の夢はまだある雲の峰 戻…

第80回 7月 つゆきさん選&作品

⑥つゆきさん選 (4,9,15,18,24,27) 4 竿担ぎ父と眺めし雲の峰 季語は「雲の峰」。昔の思い出でしょうか。「竿」と言えば 釣りでしょうか。季語の「雲の峰」を活かすための措置がし っかりして居ると思いました。 9 揺れていて芯のぶれない花…

第80回 7月 祥雲さん選&作品

⑤祥雲選【8、10、13、15、18、20】 8 左巻き右巻きどちらかたつむり 幼子とかたつむりの渦巻きの方向を語り合っている風情が 感じられる良句です。 10 少年の夢はまだある雲の峰 雲の峰を見ていると少年の夢気分が湧いてくるという句意 でしょ…

第80回 7月 法被衣さん選&作品

④法被衣さん選【24、25、26、23、3、4】 24 ゼッケンをペダルで揺らし夏の海 自転車レースでしょうか。 凝縮されたことばの中にこれだけ大きな時間と空間と 動きまで表現されていて改めて俳句の世界に魅了されます。 25 やいと跡隠すことなく雲の峰 肌を露出…

第80回 7月 風葉さん選&作品

③風葉さん選(3.7.9.12.20) 3 一匹の蟻が寝具で歩き出す 7 地獄谷抱え込みたる雲の峰 9 揺れていて芯のぶれない花菖蒲 12 ノウゼンの垂れてさわやか朝まだき 20 許すとはポッケに隠すかたつむり哉 風葉さんの作品 蝸牛パソコンに人溺れたる 【風…

第80回 7月 道草さん選&作品

② 道草さん選 (6.11.16.18.23.24) 6 幼子の瞳に懸かる虹の橋 11 向かい合い童に戻るかたつむり 16 まぶしさや摩天楼突く雲の峰 18 掌紋をかすかに照らす蛍かな 23 蝸牛パソコンに人溺れたる 24 ゼッケンをペダルで揺らし夏の海 道草さんの…

第80回 7月 歌子選&作品

①歌子選(4.12,18,2,24,27) 4竿担ぎ父と眺めし雲の峰 「竿を担ぎ」なので、釣りの行き帰りなのでしょうか。 「眺むる」ではなく「眺めし」の使い方からして、ぼんやり と雲の峰を眺めているというふうな印象です。ということは、 釣果がなかった帰りの様子か…

第80回 7月の選句と作者

1 低すぎる空に蹴り突き雲の峰 (つゆき) 歌 2 生垣の濃すぎる色にかたつむり (つゆき) 葉 法 3 一匹の蟻が寝具で歩き出す (つゆき) 歌 法 つ 牛 4 竿担ぎ父と眺めし雲の峰 (祥雲) 5 あわてない一休さんやかたつむり (祥雲) 道 6 幼子の瞳に懸かる…