2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
1 大釜で炊きし昭和の茸飯 2 巴とふ百歳の母菊日和 3 ハロウィンの子の行列のかまびすし 4 荒れ野原揺れるすすきのおもてなし 5 無花果や快調朝に食進む 6 縄文の深き森より秋気満つ 7 白萩の婉と零るや鐘の音 8 白萩や硝子を伝う雨になり 9 せせらぎにこぼ…
10月も半ばとなり、北の方から紅葉が始まってきまし たが、皆様の所はいかがでしょうか。お元気でお過ごし のことと思います。 さて、9月句会で高点句となった作品は、祥雲さんの 下記の句でした。 焦げ少し加えし母の茸飯 (選者 歌子 しらぶる 牛朗 一…
き 牛 1 残月の駅に降り立つ旅路かな 【祥雲】 駒 2 窓を開け深呼吸し月を観る 【きんぎょ】 つ 3 乾燥機仕上がりブザー月明り 【牛朗】 4 満月や憑きが出だして其れロンよ 【一駒】 5 望遠で月揺れ動き接写する 【つゆき】 歌 祥 し つ 6 雑踏の三角の空月…