顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

J次郎2選  第34回

●【4 14 32 38 40】J次郎選
 
 
4 唐辛子夕日の軒に遠筑波
 
   トウガラシと夕日の赤を重ねあわせた効果を
 
   狙われたのだと思います。

   やや、重なりすぎかなあ、とも。
 
 
14 枝豆やいらぬ一言悔ひており
 
   今回の一番。だと思います。枝豆をつまんだまま、
 
   じっと固まっている。

   そんな情景が浮かびます。
 
 
 
32 土手をゆく人は花野に驚きて
 
   どこでしょうね。よく似た情景にであいました。
 
   共感します。
 
 
 
38 よくできた案山子と知らず話しかけ
 
   ははは、ありそうな話。・・・・・というよりも、
 
   有った話、ですね、きっと。
 
 
 
40 蟋蟀のわれも独りと鳴く夜かな
 
   うーん。選んだ後で平凡な発想かなぁ。
 
   と思い直したりもします。

   「蟋蟀に、われも独りと、吐く夜かな 」うーん。
 
 
 
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●J次郎2さんの作品
 
6.覚悟せよ山盛り炒めた唐辛子   【J次郎】
 
18.枝豆の尽きてジョッキがやや重く 【J次郎】
 
30.ゆる風も嵐と揺れる花野かな   【J次郎】
 
42.週末の里は田を焼く煙這う    【J次郎】