顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

⑬ かんなさん選 第44回

 
 
 
⑬かんなさん選 【1.23.24.28.34.38 】
 
1.   奈落より神霊上がる瀑布かな
 
    観察力のすごさに感服です。
 
 
23.  夏草の刈りて巣の蜂向かふなり
 
    草を刈っている人に蜂が巣を守ろうとして、
 
    向かって行く様を読んだ句でしょうか?
 
    もしそうなら、逃げる人追いかける蜂の必至さ
 
    が伝わってくるような気がします。
 
 
 
24.  夏山の雲の間に間に静かなり
 
    きっときれいな青空が見えているのでしょうね。
 
 
 
28.  悩みなど無しや海月の舞ひ軽し
 
    唯 水の中で浮かんでいて 
 
    「いいな~ あなたは」と作者のつぶやきが聞こえて
   
     きそうな気がします。
 
 
 
34.  うつし世を漂う我も海月かな
 
    いろんな事情をかかえて、回りの人に同調して
 
    生きている そんな自分を海月にたたえている
 
    のでしょうか。上手な表現に頭が下がります。
 
 
 
38.  語らふと小舟の下に海月かな
 
    話に夢中になっていたらいつの間にか舟の下
 
    は海月がいっぱい  なんて びっくりしますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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かんなさんの7月の作品
 
 
 
落ちて泡吹き飛んで渦が巻き     【かんな】
 
空いっぱい海月のような雲浮かび  【かんな】
 
荷車で西瓜二玉届きけり        【かんな】