番号 作 品
1 まろやかな気泡の遊ぶ薄氷
2 蕗味噌や遥かに超へし父の齢
3 春めきてプラネタリウムは坂の上
4 登校日薄氷踏んで景気付け
5 別名はばっけ蕗味噌ひと舐めり
6 薄氷や牛舎に矮鶏の放し飼ひ
7 蕗味噌と銀舎利のみの夕餉かな
8 早出の子見送る朝や薄氷
9 蕗味噌や子ら皆顔をしかめけり
10 早春や土竜の塚の潤みたる
11 スギ花粉お陰で涙勝ち名乗り
12 屋根替へや子の帰り来る当てもなく
13 青空に薄氷かざす子に雫
14 蕗味噌やほろ苦母の握り飯
15 戻り寒居間へと戻す鉢重し
2月句会の作品がそろいました。選句はいつもの通り、4句選として特に気になった句の番号に二重丸をお願いいたします。一言感想やあるいは指摘などもよろしくお願いいたします。選句と感想の締め切りは、3月1日で送り先は haikude575@yahoo.co.jpまでお願いいたします。ではお待ちしております。