★ かんな選 【4,5,17、27,39】
4 かたつむり目線の先に何身ゆる
5 かたつむり律儀な歩み日が沈む
17 オフィス街上着片手の薄暑かな
27 蜜蜂の羽音に首すくめけり
39 雨上がり遍路姿が目に眩し
かんな句
鯉が跳ね水面波立つ夕薄暑
旅に出る青春切符やかたつむり
蜂飛んで老犬吠えて座り込む
街中の新茶サービス生き返る
・
・