顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

J次郎選 & 作品 (第27回)

●J次郎2選【11 30 45 59 65】

11 白梅に吸い寄せられし二人連れ

    二の題に引きづられているような気もしますが

    よく見る光景でもあります。

    老夫婦なのか若いのか・・・

    ちょっと迷いますが、若いのが似合いそうです。



30 剪定に天が拡がる梅林

    まさしく、そのとおり。同感同感。



45 そそくさと吹雪の夜に豆をまく

    冬と春の季が同時に詠みこまれています

    しかし、それが北国なのだ。と

    そそくさと。が効いています。



59 街路樹をあわれと思え強剪定

    強剪定されても、街路樹は毎年同じように

    葉を繁らせます
    
    けれど、丸坊主プラタナスをみると
    
    酷く感じるのは、同じようですね



65 一つ傘春の霙を楽しめり

    二人連れの相合傘を、想像させる楽しい句ですね

今月の気になった句、以下は・・ごめんなさい。





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●J次郎2の作品



2.二に点々雪の降る夜に兎過ぐ     【J次郎2】

22.剪定を去年は外さずぼけの花    【J次郎2】

43.豆撒きの明けてからすの集う道   【J次郎2】

54.あわゆきがしずくになりて陽射しかな【J次郎2】

62.昨日より今朝が明るし梅の畠    【J次郎2】