顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

かたつむり選 & 作品 (27回)

●かたつむり選 【9・ 11・ 20・ 23 ・27】

9 ・ 二人して歩く野面は春淡し

   人も野面も生まれたての、新鮮な物の様に感じとりました。


11・ 白梅に吸い寄せられし二人連れ


        無意識で近寄って行くほど、見事な白梅だったかと感じました。


20・ 紅梅や母の裾持つ二兄弟


        幼い子供達には退屈でも、綺麗な梅の花から離れられない母親

        の様に思えます。



23・  剪定の後継ぎ出来てはかどりし


        亡義父が造園業をしていました。私の主人が手伝っていた頃と

        重なりその頃を思いだしました。
 
        亡義父も、そう思っていたのではと思います。



27・ 水盤の梅の剪定見ていたる


        水盤の水鏡で見る、梅の剪定の様子なのかと思いました。

        水鏡で見る梅の花を想像してみました。

        花では無く違った物に感じ、それが剪定の動きと重なり

        とても、幻想的な様に思えます。






 今度、新たな俳句の会の一員として迎えて下さり有難う御座います。

 お恥ずかしい話ではありますが、私は俳句というものがどんな物かも知らず、

 自分流の可笑しな句?とも何とも言えないものを作っては楽しんでおりました。

 其れが切っ掛けとなり、今回の仲間入りに迎えて頂きました。

 しかし後悔先に立たずで、とんでもない場違いの処に入れて貰ったのでは

 無いかと・・・

 後先も考えず、(私も入れて欲しい~)の単純な考えしか持たず参加したもの

 ですから慌てて俳句が何なのか、ネット検索はして見る、皆様の句を読ませ

 て頂いたりと今更ながらの毎日です。 そんな中での今題の俳句作りに、

 選句と感想と・・もう悲鳴の連続です・・・

 自分の句?を作るのも覚束無いのに、ましてや皆様の選句&評価など私に

 出来ましょうか。其の辺を御理解頂ければと思います。 

 どれも私にとっては素晴らしい作品の数々です。

 素直な気持ちで、私の心に残ったものを選ばせて頂きました。

 皆様には俳句というものが、どんなもの何のかを御指導頂ければ幸いです。

 此れから皆様の足を引っ張らぬよう、私なりの成長が出来る事を願って参加

 させて頂きたいかと。

 どうぞ宜しくお願い致します。
 

 
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●かたつむりの作品


1二月逃げ三月去るか福の神      【かたつむり】

13.涙声二月異国に涙雲         【かたつむり】

21.ボケの木に吾名なづけて剪定し  【かたつむり】

33.髪を切り剪定カットと銘をうつ  【かたつむり】

42.鬼は去り福尋ねしはいつの日か  【かたつむり】

53.北風の街中響く笑い声      【かたつむり】