・●J次郎2選
【10 23 26 35 45】J次郎2選句
選評
10 まる皿に鋭き角の冷奴
みたまんま。ですが、「水は方円に従う」の諺を思い出してしまいました。
23 君去りて淋しき居間に挿す紫陽花
恋歌(失恋歌)でしょうね。花詞は「心変わり」
26 一村を染めて暮れ行く梅雨夕焼
目に浮かぶ叙景句です。濃い赤が印象的です。
35 満員の電車の中や梅雨湿り
むっとする車内、うっとうしさが共感できます。
45 田植え跡飲んでないのに千鳥足
後姿に「お疲れさん」と声をかけたくなります。
選評
10 まる皿に鋭き角の冷奴
みたまんま。ですが、「水は方円に従う」の諺を思い出してしまいました。
23 君去りて淋しき居間に挿す紫陽花
恋歌(失恋歌)でしょうね。花詞は「心変わり」
26 一村を染めて暮れ行く梅雨夕焼
目に浮かぶ叙景句です。濃い赤が印象的です。
35 満員の電車の中や梅雨湿り
むっとする車内、うっとうしさが共感できます。
45 田植え跡飲んでないのに千鳥足
後姿に「お疲れさん」と声をかけたくなります。
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●J次郎2の作品
3●J次郎2
3油気の皿押しやりて冷奴 【J次郎2】
16なにいろに咲くやアジサイ固つぼみ 【J次郎2】
29自転車の灯火眩しき梅雨の闇 【J次郎2】
42池の端は釣りの波紋や花菖蒲(あやめ)【J次郎2】
42池の端は釣りの波紋や花菖蒲(あやめ)【J次郎2】