● 道草選【１０、１１、１２，１４、３４，４５】
１０ 昼顔や暑い砂地に咲いてをり
浜辺に涼しげに咲いてるのに砂地でたくましく育つんですよね。
浜辺に涼しげに咲いてるのに砂地でたくましく育つんですよね。
１１昼顔のカーテン涼し母の窓
昼顔のカーテンから涼風が吹いてくるようです。
１２人待てば浜昼顔に浪の音
待つ時間が少しあったのでしょうか。波の音が浜昼顔に映ってる様が
伺えます。
１４夕立の去って賑わう夜店かな
夕立の音と夜店の賑わいの間のほんの少しの静寂がより夕立と夜店
を際立たせています。
３４蝉止んで一瞬杜の化石かな
蝉のしきりない鳴き声が止んだ時の情景が化石でより強調されて効果
的に表現されてます。
４５遠き日の祭り太鼓の懐かしさ
両親と祭りを観に行った頃のことを思い出しました。小さな胸は祭りの
臨場感であふれそうでした。
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道草作
４３ お祭りや父の横笛重なりぬ【道草】
３０ 麦わらの先に父いる蝉しぐれ【道草】
１７ 夕立や庭の花にも色つける【道草】
４ 昼顔や天を仰ぎて広がりぬ【道草】
