顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

朝戸風さん選

朝戸風さん選 【2, 8, 24, 30, 33, 47】
 

2)小気味良き一条のひび西瓜切る
 
  一条のひび・・・・で、良く実のはいったようすが
  表現されています
 
 
8)井戸底や西瓜宿して丸き空

   井戸底は昔をのぞき見した気分
 

24)ゆらゆらと街は無人の残暑かな
 
   無人の残暑でアスファルトまで焼けた感じの
   街の静(しじま)
 
 
30)近ずくと少し揺らいで萩の花
 
   萩の風情が感じられて・・・・
 

33)母の萩やさしい色で咲いている 
 
   母、やさしい色・・・・直接すぎるかな?
 

47)特大の月昇り来しビルの谷
 
   街で見上げた満月か・・・・だれが気づいたかしら

=================================
 
●朝戸風さんの作品
 
10.孫の数ただして西瓜切られけり 【朝戸風】
 
23.シャツ釦ひとつ狂いし残暑かな 【朝戸風】
 
36.木戸くぐり露置く萩に阻まれぬ 【朝戸風】
 
49.大屋根へ月走らせる野分雲   【朝戸風】