顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

J次郎2さん選  第33回

●J次郎2さん選 【10 23 36 37 43 46】
 
10 孫の数ただして西瓜切られけり
 
   五人とか七人とかだと切るのが難しそうですね。
   兄弟の里帰りが目に浮かびますね。
 
23 シャツ釦ひとつ狂いし残暑かな
 
   残暑のせいにしたいですね。ちょっとしたことは。
 
36 木戸くぐり露置く萩に阻まれぬ
 
   お茶会でしょうか、江戸俳諧の趣ですね。
 
 
37 くぐり行く萩の廊下や百花園
 
   こんな感じなのかな?と想像がふくらみます。
 

43 城跡や三姫も見たか湖の月
 
   浅井の小谷城でしょうか。湖は琵琶湖、姫のひとりは「茶」
   歴史と風景と・・大きな句ですね。

 
46 どこまでもからかうように月が追う
 
   からかわれているような気持ちがわかるような・・おもしろいですね。
 
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●J次郎2さんの作品

 6.流水の西瓜ぬるしと児は無粋
 
19.黙祷のまぶた濡らすは残暑にて【J次郎】
 
33.見渡せば林も田んぼも青に萩【J次郎】
 
45.ススキ伸び断食月つらく始まりぬ【J次郎】