顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

蝸牛さん選 第36回

●かたつむり選 11月26日
 かたつむり選 【3・7 ・9・30 ・34 ・36 】
   
    3 背を高く猫の欠伸も小春かな
                我が家の猫も暖かい日は庭でゴロゴロしていて、この通りです。
      暖かい日だというのが良く伝わってきます。
 
    7 小春日や縁側で聞く祖母の歌
      亡祖母が良く縁側で日向ぼっこしていたのを思い出しました。
      色んな話しをしてくれたり、歌を教えてくれたりと、良い思い出です。
 
    9 小春日や湖面に映す木々揺れて
      情景が目に浮かびます。写真でこの様な光景を見たことがあります。
      キラキラ光る水面に木々が移るのはとても綺麗だと思います。
  
    30 庭隈に日暮れとどめて石蕗の花
      我が家にも庭の隅にあります。 母が好きで手入れをしてます。
      (日暮れとどめて)の言葉が好きです。 
      
 
    34 七五三龍馬みたいと胸を張り
       娘の七五三を思い出します、お姫様気分でした、
       龍馬見たいに生った子供の得意気な顔が見えてきそうです。
 
 
    36 人里に野鳥おりたち山眠る
       寒い冬に入り山も冬籠もりを始め、野鳥は人里に降りて来たのだと 
        解釈してるのですが・・・。 何と表現して良いか分からないのですが
       厳しい寒さの冬山の様に感じます。
        
 
    【40 枯れ枝や夜は着飾るLED】
     此れも好きで最後まで悩みました。
     家の近所でも毎年イルミネーションされる家があり、とても綺麗で
     この句の通りです。
     
     
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蝸牛さんの作品
 
栗のしぶ剥がす手捌き枯れた指
 
小春日や園児の声も麗らかに 
 
クリスマス仏壇前で十字きる