10 四つ角のタバコ屋閉じて年の暮れ
四つ角のタバコ屋の風景は街の原風景のような気がします。
そのタバコ屋も時代の流れには逆らえなかったという事でしょうか。
31 朝もやに白菜つける白い息
逆光の中の美しい光景を想像してしまいます。
2 この月日押され流され年の暮れ
なんだかバタバタして終わってしまう一年、共感します。
85 湯をそそぐだけのそばにて年を越す
22 湯上りは極楽気分隙間風
確かにのぼせた体には気持ちよさそう。
62 酔いゐ寝て炬燵で目覚め悔いる朝
たまにやります。
寝入る時は実に気持ちいいのですが起きた時体の痛いこと・・・。
下五がもう少し整理できそうな感じです。
確かにのぼせた体には気持ちよさそう。
62 酔いゐ寝て炬燵で目覚め悔いる朝
たまにやります。
寝入る時は実に気持ちいいのですが起きた時体の痛いこと・・・。
下五がもう少し整理できそうな感じです。
全般を通しての感想
作句が多かったためか観念的なものが多いように感じました。
川柳に近い印象のものも。
今年最後の大サービス?
年の暮れ年越しそばは炬燵にて
隙間風白菜どもの着膨れし
季語ばかり狂句を詠みつ年忘れ
今年最後の大サービス?
年の暮れ年越しそばは炬燵にて
隙間風白菜どもの着膨れし
季語ばかり狂句を詠みつ年忘れ
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●法被衣さん作品 12月17日
4 歳の瀬や大荷物行く問屋街【法被衣】
17 息をせるカーテン越の隙間風【法被衣】
30 白菜の精ごと包む古新聞【法被衣】
43 着膨れの影戯るる親子かな【法被衣】
55 先客の猫に遠慮の炬燵かな【法被衣】
67 忘年会なじみの店でしんみりと【法被衣】
79 清々と年越しそばの席にあり【法被衣】