顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

萍漂子さん選 第37回

●萍漂子選 【2.18.32.45-2.55.76】
 
 
2  この月日押され流され年の暮れ
 
    私の年の暮れそのものです。
 
 
18 隙間風気づかぬふりで米をとぐ 
 
    パートナーとの間に吹く隙間風。襟元を整える情景が目に浮かびます

 
32 虫食いの白菜作る頑固者
 
    虫は美味しくて安全な白菜を知っているのでしょう。
 

 
45-2 着ぶくれと思?やりたい我が家内
 
    パートナーへのさりげない気遣いを感じます。
 
 
 
55 先客の猫に遠慮の炬燵かな
 
    猫ちゃんも家族の一員。
 
 
 
76   昔日の父母の作りし晦日蕎麦 
 
 晦日蕎麦に一年を振り返るとき、父母の蕎麦は忘れ得ぬ味、記憶なのでしょう
 
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会員の皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

有り難うございました。萍漂子 再拝
 
 
 
 
 
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11●萍漂子さん作品   12月20日
 
 
 11 歳の暮れひらきなおりて並の月    【萍漂子】
 
 24 厠にて友を襲いし隙間風       【萍漂子】
 
 37 寒き日を待ちて白菜漬けそこね    【萍漂子】
 
 49 着ぶくれた母が手を引く半ズボン   【萍漂子】
 
 62 酔いゐ寝て炬燵で目覚め悔いる朝   【萍漂子】
 
 74 もの忘れ忘年会のいつどこで     【萍漂子】
 
 86  年越しのそばの長きに立ちあがる   【萍漂子】