皆様、すっかりご無沙汰しております。お元気でお過ごしでしょうか。
余震もまだまだ続いておりますし、遅々として進まない福島原発事故の事
など、安穏としていれない状況にありますが、いつまでも滅入っていては
いけないと、普通の生活を取り戻しつつあります。
昨日は、重い腰をあげて、3月いっぱいずっと休みだったリアル句会のほう
に、出かけてきました。
大きく深い悲しみで、まだ、そのさなかなので、それは詠みたくない心鏡で、
その文字をみるだけで胸が苦しくなりました。
地震は俳句では「なゐ」と表現するのだそうです。初めて知りました。
「赤い鞄」がでてくる作品があったのですが、その句の鑑賞発表を
あてられたとき、話そうとすると、嗚咽がこみ上げて、泣けて泣けて
とうとう一言も言葉がでてきませんでした。司会者は泣きながら、
「素晴らしい鑑賞ありがとうございまいました」(泣、苦笑)
俳句一句にこれほど泣かされるなんて、今一つ俳句がしっくりと自分のものに
ならないもどかしさをいつも覚えている私にとって、かなりショックな経験でした。
さて、この4月の広場も、再開できてうれしく思います。
ネット句会のほうもまた一緒に続けていけたら・・・・と願っております。
この4月の広場のコーナーも、広く交流の場として、活用いただければ嬉しく
思います。