顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

4月の広場

 皆様、すっかりご無沙汰しております。お元気でお過ごしでしょうか。
 
余震もまだまだ続いておりますし、遅々として進まない福島原発事故の事
 
など、安穏としていれない状況にありますが、いつまでも滅入っていては
 
いけないと、普通の生活を取り戻しつつあります。
 
昨日は、重い腰をあげて、3月いっぱいずっと休みだったリアル句会のほう
 
に、出かけてきました。
 
昨日の席題は 「わかめ」と「ふきのとう」と「地震あるいは津波」の
 
よみ込みでした。「地震津波」は、いやだなあと思いました。あまりにも
 
大きく深い悲しみで、まだ、そのさなかなので、それは詠みたくない心鏡で、
 
その文字をみるだけで胸が苦しくなりました。
 
 
 
地震は俳句では「なゐ」と表現するのだそうです。初めて知りました。
 
「赤い鞄」がでてくる作品があったのですが、その句の鑑賞発表を
 
あてられたとき、話そうとすると、嗚咽がこみ上げて、泣けて泣けて
 
とうとう一言も言葉がでてきませんでした。司会者は泣きながら、
 
「素晴らしい鑑賞ありがとうございまいました」(泣、苦笑)
 
俳句一句にこれほど泣かされるなんて、今一つ俳句がしっくりと自分のものに
 
ならないもどかしさをいつも覚えている私にとって、かなりショックな経験でした。
 
 
 さて、この4月の広場も、再開できてうれしく思います。
 
ネット句会のほうもまた一緒に続けていけたら・・・・と願っております。
 
この4月の広場のコーナーも、広く交流の場として、活用いただければ嬉しく
 
思います。