⑧●法被衣さん選【37、8、2、33、32、5】
梅雨というのにこちらは夏の只中のような暑さ
です。
景気低迷、震災の影響で今の会社もどうなるか
わからない状況。
ただちに明日から困るという事もないので気楽
に構えていますが。
精神が俳句の世界で遊んでいられれば豊かに
暮らせると思います。
それでは今回もよろしくお願いいたします。
(順番は選んだ順になってます。)
37 菜園の畝高くせる麦わら帽
強烈な日差しの中、畑仕事に精を出す姿を
麦わら帽が言い表わしています。
イメージは遠景を思い浮かべますが菜園と
いうからにはそんなに広くはない?
洗濯物を干す前にやられた!
せっかくの蜘蛛の努力には申し訳ないが・・・、
という感じがして面白いです。
物干しに仕掛けられたり蜘蛛の糸 と時間
を定着してもよいように思いました。
2 佇んで滑るカヌーの波紋追う
湖でしょうか、湖面は鏡のように穏やか。
佇んでいる場所は橋の上?
カヌーの印象は舟に近いですがスカルや
レガッタの波紋はとても印象的ですね。
蝿のうなりが呪文に聞こえたのでしょうか。
老獪な蝿はこちらの殺気を感じて姿をくら
ましますね。
32 眼があって素知らぬそぶり蠅叩き
32 眼があって素知らぬそぶり蠅叩き
蝿叩きの緊張が伝わってきます。
啓発句
眼が合って閃の緊張蝿たたき
南天は赤い実の方が印象が強いです。
白い花、今度注意してみてみたいものです。
湖でしょうか、湖面は鏡のように穏やか。
佇んでいる場所は橋の上?
カヌーの印象は舟に近いですがスカルや
レガッタの波紋はとても印象的ですね。
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●法被衣さんの作品
夕焼けや地の果つるまで黄金色 法被衣 夏燕しばしわがもの街の辻 法被衣 五つ六つ居間を根城に蝿や舞う 法被衣 炭酸のコップの汗や麦藁帽 法被衣 梅雨模様猫と背伸びし日曜日 法被衣