1 肌寒の山道拾う栗二つ 【 道草 】
牛 流
3 肌寒や鍋の恋しき夕べなり 【祥雲】 2
3 肌寒や鍋の恋しき夕べなり 【祥雲】 2
葉 歌
4 追伸に二行を足して肌寒し 【羽林長門守】 2
4 追伸に二行を足して肌寒し 【羽林長門守】 2
次
5 肌寒し夜半の四ツ倉捨て小船 【しらぶる】 1
5 肌寒し夜半の四ツ倉捨て小船 【しらぶる】 1
つ 牛 法 羽
6 肌寒や一人いる家の広きこと 【歌子】 4
6 肌寒や一人いる家の広きこと 【歌子】 4
次 羽 島
11 肌寒や予定の無きも靴磨く 【風葉】 3
11 肌寒や予定の無きも靴磨く 【風葉】 3
し
12 肌寒きめざめの床の名残り惜し 【島ちゃん】1
12 肌寒きめざめの床の名残り惜し 【島ちゃん】1
道 蝸
13 山肌を焦がして燃ゆる草紅葉 【流れ雲】 2
13 山肌を焦がして燃ゆる草紅葉 【流れ雲】 2
14 草紅葉東屋訪ね共に座す 【 道草 】
祥 流 歌
15 鍬置いて煙草一服草紅葉 【つだみつぐ】 3
16 すれ違う乙女の指に草紅葉 【祥雲】
島
18 ころころとゲートボールや草紅葉 【しらぶる】 1
つ
19 雀群れ淑女も群れて草紅葉 【歌子】 1
19 雀群れ淑女も群れて草紅葉 【歌子】 1
葉 羽 歌
20 石垣にくの一忍法草紅葉 【法被衣】 3
20 石垣にくの一忍法草紅葉 【法被衣】 3
道 蝸
21 川面まで踏み分け惜しむ草紅葉 【J次郎2】 2
22 苦労など忘れてしまう草紅葉 【牛郎】
23 親離れ出来るものかな草紅葉 【蝸牛】
法
24 草紅葉鎌納めたる焼肉会 【風葉】 1
24 草紅葉鎌納めたる焼肉会 【風葉】 1
25 草紅葉心の端に降り積もる 【島ちゃん】
祥 つ 次
26 きょうよりはきみとふたりで落花生 【流れ雲】 3
祥 羽
27 落花生夜の静寂にからからと 【道草】 2
蝸 牛 流
28 ねえそれでどうなったのと落花生 【つだみつぐ】 3
28 ねえそれでどうなったのと落花生 【つだみつぐ】 3
29 食い尽くすまで手を伸ばす落花生 【祥雲】
30 手のひらで遊ばす落花生二つ 【羽林長門守】
祥 葉 羽 島
31 落花生これでおわりとまたひとつ 【しらぶる】 4
流 し
32 黙々と夫の背中や落花生 【歌子】 2
33 今日の日を呑んで潰れし落花生 【法被衣】
葉 蝸 法
34 手は口を口は手そしる落花生 【J次郎2】 3
35 名のごとく土の中から落花生 【牛郎】
36 姉妹故似てるはずだが落花生 【蝸牛】
37 来客に両耳を預けて落花生 【風葉】
つ 羽
38 落花生期待通りの中身かな 【島ちゃん】 2
道 葉 法 牛 歌
39 切り株に夜露宿して星月夜 【流れ雲】 5
法
40 小石投げ波紋拡がる星月夜 【道草】 1
40 小石投げ波紋拡がる星月夜 【道草】 1
41 おのづから声をひそめて星月夜 【つだみつぐ】
流 し
42 ふるさとの脳裏に浮かぶ星月夜 【祥雲】 2
島
44 寝袋やきょうのテントは星月夜 【しらぶる】 1
祥 法
45 幾万のみたまさざめく星月夜 【歌子】 2
次
46 星月夜靴ひもの白歩み行く 【法被衣】 1
牛
47 すたすたがつい立ち止まる星月夜 【J次郎2】 1
48 あの頃に戻ってみたい星月夜 【牛郎】
49 猪影や見え隠れする星月夜 【蝸牛】
蝸 法
50 寝室の階別々に星月夜 【風葉】 2
つ 次 歌
51 星月夜少し切り取り皿に盛る 【島ちゃん】 3
52 秋山に夫と登りし声少な 【道草】
祥 羽
53 耳にふと甦る声十三夜 【つだみつぐ】 2
54 ちちろ鳴く朽木柱に父の声 【祥雲】
島
55 今日明日隔てる虫の声のして 【羽林長門守】 1
55 今日明日隔てる虫の声のして 【羽林長門守】 1
流
56 秋の空どよめく声や運動会 【しらぶる】 1
56 秋の空どよめく声や運動会 【しらぶる】 1
つ
58 秋の夜を埋め尽くしてや星の声 【法被衣】 1
蝸
59 夜に渡る妖しの羽音鴨の声 【J次郎2】 1
60 どっからか笛を吹くよな鹿の声 【牛郎】
61 秋の夜の声無き声の睨み合い 【蝸牛】
道 蝸 牛 次 流 歌
62 きのこ採り見つけて声の押黙る 【風葉】 6
道
63 白鳥の鳴き声高く秋の空 【島ちゃん】 1