顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

風葉さん選 2月(第51回)

③風葉選【1.4、24、27、29】
 
1 幼子の抱えて覗くうすごおり

    おんぶしているのかな・・・なかなか見られなく
    なった景ですね。
 
 
 
4奈落まで覚悟決めしや薄氷
 
    放射能被害のことでしょうか。本当に何時終わることか。
    ほんとうにそうですね。はかない薄氷との対比 切ない思いがします。
 
 
 
24 友の癖ひとつ見つけし春の旅

   そうですね。旅に出れば友達もまた知らない面も出てきます。
   旅の相手は 本当に吟味しないと とんでもないことになります。
 
 
 
27 春めきて人やはらかにすれ違ふ
 
   風葉の今回の最高点です。
   難を言えば 「春めくや」にした方が説明にならず、広がりが出
   てくるような感じがします。
   また、中七ももう少し推敲する余地もあるかなと・・・ナンテ失礼
 
 
 
29 春が来るのらりくらりは仕舞い込む

   句意は分かりますが・・・動詞が「来る」と「仕舞う」二つなのが句を
   落ち着かないものにしているのかな・・
   「春隣り」「春愁や」とか 変えてみるのもいいかも・・ナンテ失礼
 
 
 
 
 
 
 
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●風葉さんの2月の作品
 
10贋作の神話晒され冬の虹   【風葉】
 
20薄氷や瓦礫の山に罪はなき  【風葉】 
 
30寒厨明治をんなの形見着て   【風葉】