葉
1蒔き切りのキンキンと鳴る残暑かな 【道草】
法 牛
2工夫らの残暑に負けぬドリル音 【しらぶる】
3妻と見る山岳小屋の銀河かな 【祥雲】
2工夫らの残暑に負けぬドリル音 【しらぶる】
3妻と見る山岳小屋の銀河かな 【祥雲】
法 葉 歌
4天の川櫂の雫は肩濡らし 【羽林】
5残暑かな食欲のない二ゴロ鮒 【牛郎】
5残暑かな食欲のない二ゴロ鮒 【牛郎】
道 羽 葉 歌
6足の甲鼻緒の跡の残暑かな 【法被衣】
6足の甲鼻緒の跡の残暑かな 【法被衣】
道
7肉体に働く重さ残暑かな 【風葉】
祥
8砂のまま残暑の海に飛び込みぬ 【歌子】
8砂のまま残暑の海に飛び込みぬ 【歌子】
9国境といふなぞなぞ解けず銀河澄む 【風葉】
祥
10友逝きて身近となりし天の川 【歌子】
祥 し 羽 葉
11鈍行の車窓に落ちる銀河かな 【道草】
11鈍行の車窓に落ちる銀河かな 【道草】
12天の川見えて普通とあらまほし 【しらぶる】
歌
13むずかれる孫の子守の残暑かな 【祥雲】
法
14江戸といふ坂多き街残暑かな 【羽林】
15切り株に腰かけ仰ぐ天の川 【牛郎】
牛
16浜辺にて人声遠し天の川 【法被衣】
14江戸といふ坂多き街残暑かな 【羽林】
15切り株に腰かけ仰ぐ天の川 【牛郎】
牛
16浜辺にて人声遠し天の川 【法被衣】
法
17向日葵の夜は思考を地下に埋め 【風葉】
祥
18南無阿弥と十偏唱ふ白桔梗 【歌子】
17向日葵の夜は思考を地下に埋め 【風葉】
祥
18南無阿弥と十偏唱ふ白桔梗 【歌子】
羽 歌
20鉢巻きを外し一気にとろろ汁 【しらぶる】
し
21顧みて尽くせしかやとつくつくし 【祥雲】
道
22血族は少なきがよし盂蘭盆会 【羽林】
道 し
24演奏の合間にすだく秋の蝉 【法被衣】
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