顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

歌子 (第59回)

歌子選 【7,10,18】
 
 
7 菊の香を纏ひ庭師の昼休み
 
   菊の香をまとい・・・ここに詩情を強く感じました。
 
  
10 口漱ぐ水は歯を打ち冬隣
   
    口をすすぐ水が歯を打つ・・とは思いを超えた表現で冬隣の季語との相乗効果。参りました。
   
 
18 鳴き砂を踏みて愁思の浜辺かな
 
   だれもいない秋の砂浜を一人歩いている なんとも切なくさびしい詩情あふれていて、
   思わず「今は、もう秋、だれもいない海~」と歌いたくなりました。
 
    
 
 
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歌子の10月の作品
 
 8 白菊や売り家の札の真新し
 9 軒の柿今は仮屋につるされて
24 津軽路に一両列車秋思ふと