顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

法被衣さん選&作品

 
④法被衣選【31、2、6、26、7、3】

31.花びらをこぼし浜風きままなる
   なんとも情感のこもる句。
   ことばも美しいです。
 
 
 2.賑やかな園児の田植遅々として
   情景描写がとても面白い。
   遅々として、が言葉的にもっとピッタリくるともっと
   すばらしい句になりそうです。
 
 
 6.引く水に山脈写す田植えかな
   美しく大きい情景が浮かんできます。
   写す、がちょっと平凡のような気がしました。
 
 
26.白南風や物干し台にシャツ躍る
   シャツ躍る、が動きのある光景を切り取っています。
 
 7.車窓より田植のさまを見送れり
   進行方向に向かって後ろ向きのボックスシートでしょうか。
   記憶にある光景です。
 
 
 3.田植えして腰伸ばす先地平線
   新潟の光景を思い起こしました。
   地平線が水平線になるとどこの風景になるでしょう。
 
 
 
 
その他気になった句

15.少年の口より大なる柏餅
   この句は以前見たことがあるような。

17.自転車を踏んで五月の海へ行く
   自転車を踏むという表現があるのかないのか・・・。
   自転車で、とかペダル踏む、とか?
 
10.襟足の艶を見るよな柏餅
   文字通りもち肌ですね、楽しい。
 
 
 
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法被衣さんの作品
 
21.句作して気付いてみればはや五月  【法被衣】 
13.葉の香り包み来たるや柏餅      【法被衣】 
 5.一夜明け水の国なる田植かな    【法被衣】 
27.腹いっぱい風を食らいて鯉のぼり  【法被衣】