顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

歌子選&作品

歌子選 【5、6、20、23、29、32】
 
 5.一夜明け水の国なる田植かな
    水の国の田植え、いい表現ですねえ。
    美しい日本、誇らしい気もち。
   
 6 引く水に山脈写す田植えかな
       5と似た情景ですが、田植え後の
    満々と水をたたえた田に、山並みがうつっている
    美しく、大きな景が目に浮かびます。  
 
20.一段と父の声響く五月の田
    晴れた日の広い田んぼでの作業。
    父子一緒に労働できる喜びで、父の声も一層大きく
    響き渡ります。父の声響くと五月の田がよくあって
    いると思いました。
    
    
23.訂正印押して五月の行きづまり
    訂正印を押したのに、どうして息詰まっちゃったんだろ
    逆に、解決してすっきりしたほうがいいような気がする
    のだけど、でも、訂正印を持ってくるなんて視点がすごい!
    

29.薫風の小路吹き抜け坂の町
    わかりやすく素直な言葉で、気持ちのいい風や景が見え
    るような気持ちのいい句だなあと思いました。
 

32.日に幾度岩木嶺仰ぐ田植えかな
    『私は高い山に向かって目をあげる。わが助けはどこから
    来るのだろう、我が助けは天地をつくられた神から来る』
    という聖書の言葉を思い出した。
    謙虚な農夫の姿、神々しい岩木山がくっきりと目に浮かぶ。
    大きないい句だなあと思いました。
        
 
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歌子の作品
 
1田植え終え棚田に水のまんまんと

 9.重箱の黒光りして柏餅

17.自転車を踏んで五月の海へ行く  
      
31.花びらをこぼし浜風きままなる