⑥法被衣さん選 【17、9、1、23、15、14】
17 襷待つ走者の影や神無月
駅伝の光景でしょうか。
スポーツの秋、季語もつかず離れず絶妙な位置に。
駅伝の光景でしょうか。
スポーツの秋、季語もつかず離れず絶妙な位置に。
1 みんなより先に染まって紅葉酒
楽しい酒宴の様子。
楽しい酒宴の様子。
いつものように勝手に盗作
皆の顔赤く染まりて紅葉酒
23 幼子の点滴取れて神無月
出来事をよみながら季語との関係がお見事だと思います。
取れての語感がちょっと直線的?のような感じもいたしました。
かと言ってどう表現するかはわかりません。
出来事をよみながら季語との関係がお見事だと思います。
取れての語感がちょっと直線的?のような感じもいたしました。
かと言ってどう表現するかはわかりません。
15 朝霧にすっくと立てり杉木立
共感できる光景です。
共感できる光景です。
14 朝霧の中より鈍行列車過ぐ
朝霧の中から列車が出て来る様子面白いです。
過ぐ、と使うと列車全体がはじめから見えてるイメージ?
朝霧の中から列車が出て来る様子面白いです。
過ぐ、と使うと列車全体がはじめから見えてるイメージ?
またまた勝手に盗作
朝霧の中より鈍行列車来る
気になった句
7 石窯の煙を追ふて紅葉酒
石窯とはどういう窯なのでしょう?
7 石窯の煙を追ふて紅葉酒
石窯とはどういう窯なのでしょう?
13 山霧の昼餉の炭の赤々と
霧の白、火の赤、遠景と近景の対比がお見事と思います。
残念ながら霧と炭は季語重なり。
霧の白、火の赤、遠景と近景の対比がお見事と思います。
残念ながら霧と炭は季語重なり。
山霧や昼餉の炎赤々と
と一旦切るのもありかなと。
16 霧晴れて睡蓮沼の青きかな
霧がかかるのではなく晴れる着眼点は面白い。
睡蓮は夏の季語なので残念ながら選からはずしました。
こうしてみると俳句って窮屈?
以上、いつものように自分を棚にあげております事ご容赦。