顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

つゆきさん 第82回9月

 
つゆきさん選 (1、5、6,14,17、19)
 
 1 田刈り終え一息入れる鰯雲
 一腹の最中に見えた鰯雲はさぞかし「一息入れる」
 事が出来たかと。
 
 
5 哀しげな犬の瞳や鰯雲
 犬の眼に悲しみを認めた。空には鰯雲が。
 
 
6 予感といふ言の葉ありや鰯雲
 予感と言う言葉に震撼とする。空には鰯雲が。
 

14 清流になだれ込むかに秋桜
コスモスがあった。まるで清い流れに入らんばかりに。
渓流だったのか、ただの川だったのか分からぬながら
コスモスの旺盛な生命力が感じられました。
 

17 病む母に冬瓜汁を飲まさばや
病む母に冬瓜汁を飲ませたい。その真率な心情に神
も照覧あれと言う気さえする。
 
 
19 買い物に付き合い冬瓜撫でている
 あの楕円体と言いましょうか、曲線に魅せられたのかも
しれません。思わずの行為に季語の「冬瓜」が。

 
 
 
つゆきさんの句

冬瓜を割れば御船になって居る    【つゆき】

鰯雲そろそろ減量考えねば      【つゆき】

萩移植計画少し動き出し       【つゆき】