顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第102回 6月選句と作者


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                番号 作品

1 境内の忍び合う恋沙羅の花            【祥雲】

      祥 つ
2 万葉のロマンをのせて沙羅の花     【きんぎょ】

3 浮世風明日は実となれ沙羅の花     【しらぶる】

  牛 き 歌
4 一夜明け仏の撒きし沙羅の花      【法被衣】

5 百ケ日思い出話沙羅の花        【牛朗】

  牛 歌
6 いさぎよく見頃で落ちる沙羅の花    【あらまち一駒】

  駒 葉 つ
7 全力で一と日咲ききる沙羅の花     【歌子】 

8 沙羅の花僧たちが来る昼餉時      【つゆき】

  祥 き 法
9 図書館に哲学の書架紗羅の雨      【風葉】

  牛 き
10 ハンカチや喜怒哀楽を知り尽くす   【あらまち一駒】

  歌 法
11 涙顔隠すハンカチ男泣き       【牛朗】

  つ し
12 玻璃の窓ハンカチの皺のばしをり   【歌子】

  し 法 
13一枚のハンカチ残り恋終わる      【風葉】

  駒 牛 葉 歌
14 ハンカチに涙を包みたたみけり     【きんぎょ】

  葉 き 歌 し 法
15 晴れの日や絹のハンカチ胸に置く    【祥雲】

16 ハンカチの見覚えなしと妻は責め    【しらぶる】

17 ハンカチを風に吹かせて沈思する   【つゆき】 

  祥 駒 葉                              
18 ハンカチの白き香りに母想ふ     【法被衣】

  葉 歌 つ
19 冷やっこ古刹の鐘を聴きながら    【祥雲】

20 梅雨空母の思い出花菖蒲       【きんぎょ】

  祥 法
21 見るほどにカンブリア紀の百足かな  【しらぶる】

  駒 牛 葉 し
22 我のゆび命を灯す蛍をり       【法被衣】

  つ
23 麦刈りや雑草多く手間多く      【牛朗】  

  祥 牛 し
24 水無月や空を見上げて急ぎ足     【あらまち一駒】

  駒 き 法
25 母は絹父は木綿や冷や奴       【歌子】

26 梅雨寒や保存に集中して居りぬ    【つゆき】

  祥 駒 き つ し
27 一匹のホタルを探す逢瀬かな     【風葉】



★選句間違い他がないかどうか、まずご確認よろしく
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