顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第107回 11月句会 作品・選句・作者




1  風花や天使が耳にふうわりと 【祥雲】

    
2  風花や寄り添う肩に淡く融け 【しらぶる】

3  旅立ちを送る風花頬に手に  【歌子】

    歌 風 法 
4  風花や生地屋の土間に猫眠る 【牛朗】

    祥  牛
5  風花や投函までの文胸に   【風葉】

6  風花の追い越して行く己が影 【法被衣】

    
7  風花や門出の朝の露払い   【一駒】

    
8  縁側で猫がじゃれつく毛糸玉 【祥雲】

9  三角が直線になり毛糸編む  【しらぶる】

     
10  飼い犬と揃いの毛糸会釈する 【歌子】

     祥 法 し
11  肩で息しつつ妊婦の毛糸編む 【牛朗】

     祥 し 駒 牛
12  毛糸編む妻は昔に浸りつつ  【風葉】

     祥 し 牛
13  おさがりが生まれ変わるや毛糸編む 【法被衣】

     し
14  時が来てほごして蒸して毛糸編む  【一駒】

     法 
15  トップンと潜りて何処かいつぶり  【祥雲】

     風 駒
16  風吹かば鮭トバ刻み茶漬けかな   【しらぶる】 

     法 牛
17  山茶花や薄茶一服足袋白し     【歌子】

     風 法
18  初冬や一気に登る急勾配      【牛朗】
 
     
19  雪催ひ子猫路頭に鳴きやまず    【風葉】 

     駒
20  境内にわれ独りなり落ち葉踏む  【法被衣】

     
21  秘め事も弾けて飛んで冬芽かな  【一駒】