顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第110回  2月句会作品・選句・作者

番号      作  品

   
1 引き潮や岩に張り付く海苔掻き女     【祥雲】

   牛 歌
2 声高に海苔弁談義参戦す       【しらぶる】

         祥 駒 法
3 海苔粗朶や沖に浮きたる飛行場    【牛朗】
 
   祥 し 
4 海苔漁や皺も凛々しき爺と婆     【法被衣】

5 岩海苔の口開け出漁空明くる     【歌子】

   牛
6 海苔ついた指舐め君を偲ぶ海      【一駒】

7 江商の江戸の香残る雛飾り      【牛朗】
    
   し 牛 歌
8 雛人形江戸の眼の並びおり      【法被衣】

   祥 駒 
9 孫は美咲ひ孫は凜ちゃん雛祭     【歌子】

   
10 いきそびれ娘めごいじゃ雛祭り    【一駒】 

   し 牛 駒
11 黒髪の乱れて怖や古雛       【祥雲】 

   駒
12 嫁入りの受け継ぐ百年雛飾り    【しらぶる】

   祥 し 歌 駒 法
13 百の母看取るひと日の牡丹雪    【牛朗】 
     
   祥 し 牛 
14 境内を掃く音のみぞ梅の花     【法被衣】

   
15 和え物の独活剥く七色ネイルかな  【歌子】

16 置き忘れ私物増えても春が来た   【一駒】

   祥 駒 法
17 ものの芽や携帯の曲入れ替える   【しらぶる】

   し 牛 歌 駒 法
18 下萌えや土竜の塚の潤みたる      【祥雲】