番号 作 品
法
1 引き潮や岩に張り付く海苔掻き女 【祥雲】
牛 歌
2 声高に海苔弁談義参戦す 【しらぶる】
祥 駒 法
3 海苔粗朶や沖に浮きたる飛行場 【牛朗】
祥 し
4 海苔漁や皺も凛々しき爺と婆 【法被衣】
5 岩海苔の口開け出漁空明くる 【歌子】
牛
6 海苔ついた指舐め君を偲ぶ海 【一駒】
6 海苔ついた指舐め君を偲ぶ海 【一駒】
7 江商の江戸の香残る雛飾り 【牛朗】
祥 駒
9 孫は美咲ひ孫は凜ちゃん雛祭 【歌子】
歌
10 いきそびれ娘めごいじゃ雛祭り 【一駒】
10 いきそびれ娘めごいじゃ雛祭り 【一駒】
し 牛 駒
11 黒髪の乱れて怖や古雛 【祥雲】
駒
12 嫁入りの受け継ぐ百年雛飾り 【しらぶる】
12 嫁入りの受け継ぐ百年雛飾り 【しらぶる】
祥 し 歌 駒 法
13 百の母看取るひと日の牡丹雪 【牛朗】
法
15 和え物の独活剥く七色ネイルかな 【歌子】
15 和え物の独活剥く七色ネイルかな 【歌子】
16 置き忘れ私物増えても春が来た 【一駒】
祥 駒 法
17 ものの芽や携帯の曲入れ替える 【しらぶる】
17 ものの芽や携帯の曲入れ替える 【しらぶる】