顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第106回 10月の句会



1 大釜で炊きし昭和の茸飯 
          
2 巴とふ百歳の母菊日和
 
3 ハロウィンの子の行列のかまびすし 
 
4 荒れ野原揺れるすすきのおもてなし 
 
無花果や快調朝に食進む

6 縄文の深き森より秋気満つ
 
7 白萩の婉と零るや鐘の音 

8 白萩や硝子を伝う雨になり 
     
9 せせらぎにこぼれ落ちたる萩の滝 
 
10 遠回りこぼれる萩に誘われて 
 
11 亡き母の着物が浮かぶ庭の萩

12 古寺の奥へと招く萩の風 

13 露時雨息子の古着愛用す 

14 草露やその一粒に大空映す
 
15 指で描く結露のガラス岩木山

16 敏子逝く露草の露こぼれけり

17 球面に映る荒野や芋の露 

18 朝露に腰折りスマホ構えたり  
   
   





大変遅くなりましたが、10月の投稿作品が揃いました。
ブログアップできることを嬉しく思います。今月は6名
参加で作品数18句と少ないですが、選句はいつも通り
六句とします。選句締め切りは11月2日までよろしく
お願いいたします。句評、感想、苦言なども、一言、一句分でも結構ですので、よろしくお願いいたします。