第147回 顧問のいないネット句会 3月句会
1 鳥騒ぎ雛の巣作り朝早く
2 お返しのピアノ独奏雛祭
3 疫病に入影寂し雛祭
4 母百三嫁道具なるお雛様
5 鳥雲に「イムジン河」を口づさむ
6 雛の間は今年もやれず日記書く
7 寄り添える父母のかたみの立雛
8 鳥雲に4、3、2、1、0飛翔
9 波のみぞ来る浜の朝鳥雲に
10 鳥雲に入る別れの日風強し
11 鳥雲にバック店には似た人が
12 あの峠越え名物の草餅屋
13 粒餡の草餅わけて母と食ぶ
14 草餅や久しく会わぬ兄のこと
15 草餅を売る婆の手の年期かな
16 手土産は祖母の作りし草餅や
17 草餅やシールを下手に剥がしたり
18 コロナ禍の長くなりけり春炬燵
19 コロナ馬鹿叫んで進む新学期
20 待ちぼうけ食らふ踏切夏近し
21 犬ふぐり瑠璃色の瞳に迎えられ
22 乳牛の声裏返る忘れ霜
23 春寒し春暑しさてどっちなの
24 児には児の言い分ありや鳥雲に
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3月の投稿作品がそろいましたのでお届けします。選句5句と感想をよろしくお願いいたします。締め切りは3月30日とします。出来ましたら haikude575@yahoo.co.jp までお送りください。
世界中がコロナウイルスに脅かされておりますが、どうか皆様と皆様のご家族が守られますようにお祈りいたします。
私のパソコンが故障し、4月にはいるまで入院中のため、スマホで編集を試みましたが、なれていないため記事を書くところがよく分からず悪戦苦闘しました。他人のノートパソコンを借りて、やっと編集終えてホッとしています。それでは、お待ちしております。
