顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

2022年11月句会作品

 

番号       作  品
1 凩や空き缶カンと飛んでゆく 
2 凩や母は徹夜でミシン掛け
3 木枯らしや帽子巻き込み塀の外
4 木枯らしにシーサーの鼻ふくらまし
5 道の先木枯の音乾きたり
6 十夜果て車座になる般若湯
7 津軽富士白髪頭で初冬かな
8 軒下に美脚ずらりと干大根 
9 婆ちゃんの角煮大根ほろほろと
10 大根や物干しざおで占拠かな
11 大根干す木屑飛び散る小屋の窓
12 大根に素手の温り奪われし
13 初時雨田に残されし耕運機
14 初冬の戦車轟々ウクライナ 
15 初冬や老いの身支度四苦八苦
16 初冬の皇帝ダリヤ空に伸び
17 初冬や猫は寝言の昼下がり
18 禅寺や艶葉に凛と花柊(はなひらぎ)
19 舫綱(もやいづな)に栄華とどめて冬の船
20 鄙宿の五右衛門風呂や星月夜
21 満天姫(まてひめ)の吐息零るる星月夜
22 星月夜何処に迎えか救急車
23 天の母どこかに紛れ星月夜
24 星月夜光年降り落つ山の道
25 祝日や口笛吹いて露天風呂

 

2022年11月句会の作品がそろいました。

今回もまた4句選として、特選一句、並選三句で感想、質問、あるいは気になる句など

ご自由に、11月28日までにhaikude575@yahoo.co.jp送ってください。

ではお待ちしております。