顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

2023年八月句会 【投稿作品】

1 寝床より仰ぐ花火や旅の宿
2 妻と来て五山送り火京の宿
3 防空壕避け登下校した九月
4 灼熱の日々に負けてたまるか肉を喰う
5 八月大名腰骨へ貼り薬
6 刈り草の匂える径や夏やすみ
7 白帝や土曜の朝の宇治玉露
8 白帝や狭庭の野菜並ぶ朝
9 歌姫と被曝ピアノや広島忌
10 語り継ぐ一瞬の焦土広島忌
11 人類に希望を灯せ広島忌
12 添へてある折鶴一羽広島忌
13 線香花火の落ちる間に文渡す
14 大花火息のむ後に音の来る
15 地を走るねずみ花火の虚空かな
16 火と音のただ怖いだけ花火かな
17 沈黙を破り語り部広島忌
18 青瓢(あおふくべ)だらりまん丸くびれ腰
19 送り火や見詰めて語る亡き霊に
20 送り火や流るる先に平和あれ
21 送り火や五十の父と百の母
22 送り火の焚かれ消えゆく古都の宵
23 白帝や森の泉の白き馬
24 白帝や校庭遥か飛ぶ白球
25 白帝や肌焼く陽にも風やわし

 

 

一向に秋の気配のない酷暑が続いておりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

さて、八月句会の作品がそろいましたので、お届けします。

互選四句で、そのうち特選句一句、並選句三句を番号にしるし、一言の感想を添えて

haikude575@yahoo.co.jpまでお送りください。締め切りは八月二十九日までにお願いいたします。ではお待ちしております。