顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

作者あかし

1 池の鳥枝たつ鳥や五重塔  (木庭)



2 一病を忘れて踊る小春かな  (歌子



3 寒風に落ち葉の行方気にかかる  (島ちゃん



4 珈琲の香の散るに手を添う隙間風  (J次郎6




5 子の祝言間近き今日の小春かな  (歌子



し 法
6 浅草寺けむりを浴びる菊花展  (木庭




7 大根が干され津軽の匂ひする    (歌子



8 大根と鴨がそろってひなたぼこ  (島ちゃん



9 大根や綱引きころげ千切れ雲  (庭



次 法 風 か
10 ただいまの声より先に土大根  (しらべる




11 立ち上がるたびどっこいしょ雪囲い  (歌子




12 立ち入れば廃工場の蔦も枯れ   (J次郎2



13 立ち姿だんだん丸くなる二人   (島ちゃん




14 笛吹けど立つも踊るも着ぶくれて    (歌子




15 冬立って天使が飛ぶよ富士の山   (かんな




16 冬の夜ガラス曇って影絵かな    (かんな



木 風
17 塀垣に男所帯の干し大根  ( 歌子



18 干大根冷風あびて一人前  (かんな
  


法 木 か 島 歌
19 ほろほろと箸先あやうしぶり大根    (J次郎2



法 風 島 歌
20 わびしさも炬燵ひとつのあたたかさ   (しらべる
 


21 大根が干されし軒下老夫婦    ( 風智




22 冬空に岩なでてみる立石寺     (法被衣



23 風呂吹きに箸の刀や妻の顔    ( 法被衣




24 妖しげなリズムギターに枯れ葉舞う    (風智




次 し 木 歌
25 立ち座り花嫁の父神無月     (法被衣





26 旅立ちを止めるが如く流行風邪     (風智