顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第14回 作品と作者あかし

選者名 略  し→しらべる

       次→J次郎2

       木→木庭ちゃん

       島→島ちゃん

       法→法被衣(はっぴい)       

       か→かんな

       風→風智

       歌→歌子


 木 法  か 歌
1 火に乗せて去年つれてけどんど焼き 【J次郎2】


2 泡沫の木の葉浮かべて露天風呂 【木庭】

  島
3 千両の実より鮮けし子らの紅 【しらべる】

 し 島
4 新しき雪にうさぎが去りし跡 【J次郎2】


5 湯豆腐や大根役者の舌赤し 【歌子】

  次 か
6 ひざに猫うつらうつらと日向ぼこ 【法被衣】


7 成人の日振袖見つめ弾みけり 【かんな】


8 焚き火にて燃やし去りたい若き日々 【風智】


9 門松も祝い太鼓に浮かれてる 【島ちゃん】

  風 
10 ストーブの特等席に猫のおり 【法被衣】


11 縁側や小春日和に誘われて 【風智】


12 七草や炭火の周りに人がよる 【かんな】

  次 木 
13 千両のふた色のみの潔さ 【法被衣】

  し 木
14 七草や子の離乳食はじまれり 【歌子】

 次
15 一枝を切って千両床飾り 【いな吉】

  法
16 見ず知らず囲んで和む焚き火かな 【しらべる】


18 手あぶりの温もり友の夜なべかな 【いな吉】


19 不景気風ビルの屋上浮世風呂 【木庭】

 し か
20 バスを待つ列長々し雪の朝 【J次郎2】

 法
21 湯豆腐や犬猫自慢きりもなく 【歌子】

  次 木 歌
22 初稽古逆光の床にしんと立つ 【法被衣】


23 受験生太った親もやせ細り 【かんな】


24 夢の中千両役者をきどってる 【風智】

  風 か
25 子等が去りり寂しく溶ける雪だるま 【島ちゃん】


26 千両の実に負けている猫パンチ  【法被衣】

 法
27 見つめればつかんでみたい炭火かな 【J次郎2】


28 隙間風火鉢にヤカン昭和館  【木庭】

  歌
29 吹雪晴れ灯火のように月流れ 【島ちゃん】

  か
30 小春日やガレージライブ楽しけり 【風智】

  島
31 空に星手に千両の実こぼれ 【歌子】


32 千両に塩か砂糖か霜が降る 【J次郎2】

  し 次  歌
33 鉄鍋の匂う焚き火や臨時工 【木庭】

   風
34 お正月千両の実もとそを飲み 【島ちゃん】

   島 法 か
35 雪積り千両の実目立ちすぎ 【真珠牛朗】

   島
36 焚き火にも悲しきことが多かりて 【風智】

  法 
37 山眠り穴窯の火は焚き続く 【かんな】


38 千両に元気づけらる年の暮れ 【法被衣】


39 囲炉裏火を囲んで話す子の頃を 【真珠牛朗】


40 町の火の温もり恋し吹雪の夜 【島ちゃん】

  し 木
41 永らくの貼り紙めだつ年の明け 【J次郎2】


42 漁火が寂しく映る冬の海 【風智】

  し 風 歌
43 母の背で赤子のほっぺ実千両 【かんな】

  歌
44 暖炉の火囲む人生照らしおり 【法被衣

  木
45 千両のただ赤々と赤々と 【歌子】


46 千両を盗むが見たくひよを待つ 【J次郎2】


47 リーマンショック折れた熊手の千両箱 【木庭】


48 初夢や千両箱枕にし       【風智】


49 あかあかとダルマ夕日も草珊瑚 【かんな】

  次 島 風
50 水かける焚き火の灰の怒りよう 【法被衣】


51 大入りの千両役者高笑い 【木庭】

  風
52 燃えさしの恋火となれり寒椿 【歌子】





★転記間違いほか、ミスがありましたら、ご連絡くださいね。


★次回兼題は、『融け (融く)』 『梅』 『雑詠』です。  (兼題はJ次郎2さん、木庭ちゃん)

★しめ切り  2月20日

★投稿送り先 karako06@yahoo.co.jp 




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