パソコン状況が思わしくなく、再セットアップしたのに、
保存していた外付けハードディスクを読み込んでくれず
青くなっています。
締め切りは今日までなので、まだ少し時間がありますが、
パソコンが何とか起動しているうちに、手元にある分、
アップしていきたいと思います。 今回は一人一人の選句選評を
掲載しますので、よろしくお願いします。
★歌子選 【５、１５，２１、３３，３４ 】
5 かたつむり律儀な歩み日が沈む
さしたる派手なこともなく、真面目にこつこつと一日
のことをこなし、気がつけばもう日が暮れている、そんな
日常の自分を、ゆっくりゆっくり歩んでいるカタツムリ
に重ねている作者の心情がみえてくるようなきがしました。
15 ブラトップモデルウォークの薄暑かな
俳句にカタカナはしっくりなじまないきがするものの、
今年のユニクロの流行が詠まれてて、面白いですね
21 一人身や下着姿の薄暑なり
シャツにパンツ一枚の気楽さと 男の一人身の
なんともいえない悲哀とおかしみが、にじんできます
まだ猛暑じゃないんだから、そんな格好してたら風邪引きますよ
33 蜜蜂に十時三時の休みなし
蜂を人のように見ている作者の慈しみ溢れる思いが伝わって
くるようです。こうして一生懸命集めたおいしい蜜をいただ
くことができて、ありがたやありがたや。
34 水を張る田を背に帰る猿一頭
山の猿が食べ物を探しに、里におりてきたんでしょうか。
田植えに来た作者のすがたをみて、一目散に逃げ帰る猿
の後姿に哀愁が・・・
迷った句
25 つめくさが蜂のおもさに耐え切れず
よくそんなところ見てましたねえっていいたくなるよな
観察句ですが耐え切れないところにではなくつめくさの
耐えている姿への感動を味わえたら よかったなあっていうきがします。
歌子句
みいつけた葉っぱの陰にかたつむり 【歌子】
夫の愚痴われはなりたしかたつむり 【歌子】
老い病めば外に追わるる女王蜂 【歌子】
浮かれたる夏めく宵やジャズライブ 【歌子】
・
