しらべる選 【 20、25,37,39,44 】
20 鯉が跳ね水面波立つ夕薄暑
土手沿いあるいている日常に○
25 つめくさが蜂のおもさに耐え切れず
おもしろい観察眼に○
37 白つつじ人の心の頼りなさ
○具体的にはわからないところが日記的というか
39 雨上がり遍路姿が目に眩し
○雨上がりに白が似合います
44 見捨てらる家を見下ろす桐の花
大木の桐の描き方に○
しらべる句
飛び入りの蜂に差し出す砂糖水
雨上がり暢気背負ったかたつむり
地図にらみ足早にゆく薄暑かな
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