しらぶる選 ●しらぶる選【11,32,46,56,58】
11.新米の吹きこぼれたる香りかな
○:腹がグーとなります。
32.新米を切るがごとくに母は研ぎ
○:日常がいいですね。
46.職退きて秋の夕ぐれ駅に立ち
○:わびしさ感があります。
56.カラス二羽秋の夕暮れ空を行く
○:見たままといいますか・・
58.こおろぎの声を便りに帰り道
○:風情ですねえ。
3.ノートから飛び立つ鳥の秋の夕暮れ
*なんとなく不思議な感じいいですね。
7.新米に思い出してと宅急便
*:ふるさとから届く新米はいいもんで。
22.酔いつぶれベンチの下にこおろぎが
*:おもしろい切り口でいいですね。
39.カメラ手に秋の夕暮れ急ぎ足
*:わかります。シャッターチャンス満載で。
47.深酒をこおろぎどもが戒めん
*:秋の深酒、誰か止めないと。
59.駅弁の箸休めてやいわし雲
*:食い気をそそる句で。
第23回 しらぶるの作品
5.新米や開ければふるさと匂うかな【しらぶる】
16.無縁墓地ひっそり揺れる吾亦紅【しらぶる】
27.失恋や秋の夕暮れ抱きしめる【しらぶる】
38.飛び入りのこおろぎそっと部屋の隅【しらぶる】