顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

J次郎選 (第26回)

●J次郎2選句 【2,35,46,48】


2 年新た背筋伸ばして予定書く○

  あたりまえといえば、これほどあたりまえはないかもしれない。

  だが、背筋を伸ばす、その前向きな姿勢に共感する。



35 春待つや一本釣りの鰹船○

  高知の一本釣りは三月が漁期の開始だそうで

  それまでは、浜に漁船が揚げられて休んでいるのでしょう

  情景が浮かびます。



46 ひとり寝に子守唄とな虎落笛○

  とら、の題にもがりぶえで応える。年ではなく季節で応える。

  その才智に感心しました。


48 春待つも絵筆や今は主はなし○

  寂しいですね。筆立てに立てられた筆数本。その穂先は乾いて。

  まだ、ほこりは目立たないけれど・・・

  情感を感じる句です。



選句が一票あまりました。

12 新年や明けても主婦業暇はなし▽

これを選ぼうかどうしようか迷いました。

おもしろいのですが、川柳にいれるべき、と思うので

今回は、パス。です。

不出来というのではありません。





気になった句は

55 綿雪の七色になれドンと降れ  

ちょっと想像がつかない。

雪が七色、虹のように色がついて降る。

どのような状況でしょう。








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●J次郎の作品

5.紫煙上ぐ城は二つぞ新年会     【J次郎2】

19.初夢や寝なおしてみて忘れたり  【J次郎2】

32.モクレンのつぼみひかりて春を待つ【J次郎2】

45.ふがいなきとらのこもりぬこたつやま【J次郎2】

57.菜の花や春待つ目には眩しTV   【J次郎2】