●真珠牛郎選 【1、14、21、35、49】
1、新年の憂える病吉と出た
気になっていた体調不良初詣で引いたおみくじに病
「吉」と書いてあり、何かホットした作者の気持ち
に同感
14、新年の喜びもなし餅ひとつ
何かの事情で家族との新年が迎えられず、
一人でお雑煮を祝わわれたのでしょうか?
21、初夢を見ることも無く夜は明けて
子供の頃は初夢に期待をしていましたが、歳を
とり夢を忘れてしまいました。
35、春待つや一本釣りの鰹船
作者は太平洋が見える所にお住まいなのでしょうか?
49、門松を背にトラ猫のおおあくび
穏やかな新年の様子をほほえましく感じました。
選句も難しい、みんな選びたい句ばかりで、何で選ばんと
あかんのかなぁ~、すんません。 牛朗
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●真珠牛郎の作品
4.新春やもう待ちきれず小盃【牛朗】
18.初夢や枕の下にしのばせる【牛朗】
31.湖に春待つヨット競い合い【牛朗】
44.寅年に参道一気にとそ気分【牛朗】
56.爺さんに恋愛吉と初みくじ【牛朗】
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