顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

かたつむりさん選 第33回

● かたつむりさん選【8・23・28・34・37・43】

 
   8・井戸底や西瓜宿して丸き空
 
     子供の頃の頃を思い出しました。祖母が井戸水でスイカや野菜を冷やして
     いたのを懐かしく思います。
 
   23・シャツ釦ひとつ狂いし残暑かな
 
     暑さでボーッとしてる様子を想像してしまいました。
     誰にでもある経験だと思いますし、とても面白いです。
 
   28・白萩や涙の露をこぼしおり
 
     萩の花を見たことが無く、バソコンで初めて知りました。
     露が涙に見える感じがとても良く分かります。
 
   34・うす紅の水面に落ちる萩の滝
 
     水面に落ちて流れる萩の花が目に浮かんできます。
     透明な水に写る色はとても綺麗で何時までも見ていたいです。
 
   37・くぐり行く萩の廊下や百花園
 
     萩の花の廊下を体験したことはありませんが、想像するだけでも
     見事なものだと感じます。 機会があれば一度、経験して見たいです。
 
   43・城跡や三姫も見たか湖の月
 
     城跡に浮かぶ月を見るのは、何とも言えない感情が湧いてくると思います。
     その月が糊に映し出され、其れを見ている・・・言葉に生らない様に思えま      す。
     
     
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●かたつむりさんの作品
 
 13.西瓜売り声は夕焼け西の空    【かたつむり】
 
 26.残暑にて文章綴り涼さがす    【かたつむり】
 
 39.萩さえも知らず探せば花と知る  【かたつむり】
 
 52.月光や一献いかがと赤提灯    【かたつむり】
 
 53.思い出やスイカ叩いて種とばし  【かたつむり】