顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

萍漂子さん選 (第39回)

④●萍漂子さん選句 【4、9、21、35、37、38】
 
4 厄落とし豆を撒かるる大銀杏

<感想>
大相撲はどうなるのでしょう?
 
 
9 修験者に慣ひ火渡り厄落し

<感想>
実際に見たことはありませんが、火傷をしないのでしょうか?
これくらいのことをすればこその厄落としなのでしょう。
 
 
21 寒明や両手いっぱい朝の市
 
<感想>
寒が明けて季節の行事に供するものを求めて市へ
出かけたのでしょうか?
 
 
35 春めいて井戸端会議がにぎやかに

<感想>
暦の上で冬を乗り越えたよろこび。
多少寒くたって家の外での世間話は楽しいことでしょう。
 
 
37 梅が香にひとめ気にせず寄るメジロ

<感想>
この季節、メジロなどの野鳥がやってきます。
梅の花に惹かれてやってきますね。
 
 
38 梅林や空に融け出る遠景色

<感想>
情景が目に浮かんできます。
「空に融け出る」という表現がなんともいいですねぇ。
 
 
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⑫●萍漂子さんの作品 
 
 
48 梅花散り 惜しむ母子(ははこ)は花見時 【萍漂子】
 
12 妻と來て鎮守の森にて厄落とし       【萍漂子】
 
24 寒明けて降る陽光が眩しくて         【萍漂子】
 
36 制服を調う子らの春めきて          【萍漂子】