●蝸牛さん選
蝸牛選 【4・12・22・34・41・42】
4 野良終えて背負ふ竹かごなめくぢら
4 野良終えて背負ふ竹かごなめくぢら
其の度に喚いていたのを思い出します。
12 新茶汲む急須傾げる指細し
良くあります。 何方の指だったのでしょうか。
22 雨上がる視界の端の若楓
目に映る様です。
34 衣更生きる工夫の二つ三つ
41 歳重ねだんだんずれる衣更え
冷え性で寒がりなのか・・・若い頃の様にはいきません。
42 おもひでのにがさかなしさころもがへ
思い出の衣更・・・表現がとても好きです。
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●蝸牛さんの作品
蛞蝓に塩一振りのしたり顔 【蝸牛】
そろそろと掛け声だけの衣更え 【蝸牛】
詠み返す指の仕草や若楓 【蝸牛】
香り立つ一期一会の新茶かな 【蝸牛】