牛朗選【3、 6、 17、 28、 39、 47、 62、】
3、肌寒や鍋の恋しき夕べなり
住まいする関西も2,3日まえから、鍋の季節になりました。
6、肌寒や一人いる家の広きこと
子供たちが居た頃は狭い家と感じていましたが、皆独立して
しまいました。
17、草紅葉人影のなき関所跡
秋の行楽、最後に関所跡訪れられたのでしょうか。
28、ねえそれでどうなったのと落花生
我が家に家内の友達が来ると何時もこの句の通り賑やかです。
39、切り株に夜露宿して星月夜
星空観測に山に行かれたのでしょうか。
47、すたすたがつい立ち止まる星月夜
夜道を歩いている感じよく判ります。
62、きのこ採り見つけて声の押し黙る
大勢できのこ採りに行かれたのでしょうか、それとも、
大きなマッタケでも見つけられたのでしょうか。
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牛郎さんの今月の作品
●牛郎さん
9.肌寒し寄り添いながらフルムーン【牛朗】
22.苦労など忘れてしまう草紅葉 【牛朗】
35.名のごとく土の中から落花生 【牛朗】
48.あの頃に戻ってみたい星月夜 【牛朗】
60.どっからか笛を吹くよな鹿の声 【牛朗】