しらぶるさん選 【2,20,29,34】
2 幾度も触れてまどろむ宝船
気持だけでも得したような
20 一夜明け境内に満つ淑気かな
行く年来る年で様変わり
29 冬眠やまだ収まらぬ放射能
わたしたち生きてるうちはなくならないかも
34 日脚伸ぶ和服の袂小枝かな
小枝も冬の彩で
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しらぶるさんの作品
4 部屋の中置いて眺めて宝船 【しらぶる】
15太鼓橋渡る社の淑気かな 【しらぶる】
26いつまでも冬眠中のわが才能 【しらぶる】
37日脚伸ぶ目覚ましよりも先に起き 【しらぶる】
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