顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

祥雲さん(第50回)

祥雲さん選【9、15、16、41】
 
 
 9 宝船笑み満載のめでたさや

    「笑み満載のめでたさや」が効いています。

   七福神の零れるような笑みが浮かびます。
 
   
 
15 太鼓橋渡る社の淑気かな   
   
   大阪の官幣住吉大社を思い浮かべます。

   冷気の中の乾いた音に淑気が感じられます。
 
   
            
16 玉砂利を踏む足音や淑気満つ
   
   深閑とした伊勢神宮の境内の玉砂利を踏む

   景を感じます。余韻のある句で、好きです。
 
   
41 九十五の伝い歩きや日脚伸ぶ

   「九十五の伝い歩きや」が効いている

   とても力強い人生讃歌で、好きです。
 
 
 
 
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●祥雲さんの作品
 

2 幾度も触れてまどろむ宝船   【祥雲】
 
13神官の木靴の音の淑気かな  【祥雲】
 
24冬眠の白蛇の息や古社     【祥雲】
 
35日脚伸ぶ窓辺の鉢に水多く   【祥雲】