法
1春一番駅の銀輪皆倒れ 【祥雲】 (選句転記漏れ 追加 4/3)
2 春一番畦土匂ひ父が居た 【道草】
羽 歌
5 春一番二つは多き角砂糖 【風葉】
5 春一番二つは多き角砂糖 【風葉】
6 春一番ぶつかり合ふも先急ぎ 【羽林】
法
7 春一番洗たく竿を倒しけり 【牛朗】
7 春一番洗たく竿を倒しけり 【牛朗】
8 脇の下春一番が通ります 【島ちゃん】
9 春一番屋根吹き飛ぶのショーをみる 【法被衣】
牛
10 この湖を心に刻み鳥帰る 【祥雲】
法
11 青の中隊列成して鳥帰る 【道草】
道
12 鳥帰る静けさ寂し夏井川 【しらぶる】
12 鳥帰る静けさ寂し夏井川 【しらぶる】
羽 葉
13 恋などと縁もなき日や鳥帰る 【歌子】
13 恋などと縁もなき日や鳥帰る 【歌子】
蝸
14 懲りもせぬ人の不思議や鳥帰る 【風葉】
14 懲りもせぬ人の不思議や鳥帰る 【風葉】
祥
15 段取りを違ふことなく鳥帰る 【羽林】
15 段取りを違ふことなく鳥帰る 【羽林】
16 比良山のロープウェーの上鳥帰る 【牛朗】
17 鳥帰る見送る空が暖かい 【島ちゃん】
祥 葉
18 やはらかき雨降る日がな鳥帰る 【法被衣】
法
19 大揺れの海中林の若布かな 【祥雲】
20 宅急便潮の香がする若芽かな 【道草】
21 鍋の中泳ぐ若布を追いかける 【しらぶる】
22 子育ての真っ最中や若布汁 【歌子】
23 新若布新婚と言ふころもあり 【風葉】
蝸 牛
24 海眺む視界の端の若布干し 【羽林】
24 海眺む視界の端の若布干し 【羽林】
25 若布にて元気でいるよ友の声 【牛朗】
道 法
26 朝ご飯陽にきらきらと若布汁 【島ちゃん】
26 朝ご飯陽にきらきらと若布汁 【島ちゃん】
祥
27 酢のものの若布や海のエメラルド 【法被衣】
27 酢のものの若布や海のエメラルド 【法被衣】
28 父を待つ今宵の酢物つくしんぼ 【祥雲】
し 葉
29 子が摘みしつくしんぼ茹でほろ苦し 【道草】
法
31 休校の庭に群れゐるつくしんぼう 【歌子】
羽 歌
32 つくしんぼ郵便ポストの高くあり 【風葉】
32 つくしんぼ郵便ポストの高くあり 【風葉】
33 つくしんぼ私は私の道をゆく 【羽林】
し
34 つくしんぼ美味いと言うのこんな味 【牛朗】
34 つくしんぼ美味いと言うのこんな味 【牛朗】
35 露天人つくし束ねる笑顔かな 【蝸牛】
牛
36 わいわいと元気に伸びるつくしんぼ 【島ちゃん】
祥 道 羽
37 つくしんぼ仲良く見上ぐ土手の空 【法被衣】
38 諸々の思いを胸に卒業す 【祥雲】
39 卒業に空を仰ぐや吾子の顔 【道草】
40 いつまでも卒業できぬカラオケは 【しらぶる】
祥 道 牛
41 卒業の児童二人や過疎の村 【歌子】 (訂正 4/3)
41 卒業の児童二人や過疎の村 【歌子】 (訂正 4/3)
蝸 し 羽 歌
42 平成や茶髪袴で卒業す 【風葉】
43 卒業式答辞の声の響きをり 【羽林】 (訂正 4/3)
し
44 友の子に卒業祝い絵文字入れ 【牛朗】
44 友の子に卒業祝い絵文字入れ 【牛朗】
45 卒業期母校のさくら華やかに 【島ちゃん】
蝸
46 卒業を迎え居並ぶ命かな 【法被衣】
46 卒業を迎え居並ぶ命かな 【法被衣】
蝸 道 歌
47 のどけしや薄茶を立てる妻の影 【祥雲】
48 幼子をあやして一日長閑なり 【道草】
祥 牛
49 ぽかぽかと窓辺長閑なバスの旅 【しらぶる】
49 ぽかぽかと窓辺長閑なバスの旅 【しらぶる】
葉
50 幸せのバー少し下げ長閑なり 【歌子】
50 幸せのバー少し下げ長閑なり 【歌子】
51 長閑しやランボーと猫と新世界 【風葉】
蝸 葉 歌
52 長閑さや雀は声を風に乗せ 【羽林】
52 長閑さや雀は声を風に乗せ 【羽林】
し
53 長閑なり屋根の上での布団干し 【牛朗】
53 長閑なり屋根の上での布団干し 【牛朗】
し 羽 歌
54 長閑さや二杯目注ぐアップルティ 【島ちゃん】
54 長閑さや二杯目注ぐアップルティ 【島ちゃん】
55 長閑や何もせぬ日の平和かな 【法被衣】
選句揃いました。各自お間違いがないか、
ご確認よろしくお願いします。